旅先で、美味しいコーヒーを飲みたい。
これ、コーヒー好きには切実な願いですよね。
わたしは大のコーヒー党でもあり、旅好きでもあり、毎回旅に出るたびに宿にコーヒーがないとがっかりしてしまうのです。
ホテルなんかだと、たまーにインスタントタイプのスティック状のコーヒーが置いていたりしますが、なんだか味気ないし美味しくない。
多少荷物になっても、美味しいコーヒーが飲みたいのだ!そんなわたしが色々と考えるドリッパー考察。
荷物になるじゃん、インスタントでいいじゃん、というのはごもっともです。
はい、御意です。ごもっともです。
そもそも、そんなことは十分承知なのです。重い荷物が命取りになるような山行では、もちろん気取ったドリッパーなんぞ持っていきません。
でも、たとえばホテルを拠点に色んな街を歩き回り、夜部屋で一息つきたいとき。
旅先で仕入れた美味しいケーキを買って、夜コーヒーと一緒に食べるのは、最高なんです。
もちろんインスタント、という選択肢もあると思いますが、コーヒー好きは自分で淹れたい。お湯を注いだときの、あの香りを嗅ぎたい。しかも一杯じゃ足りない!
それと…インスタントはなんというか、美味しくない!インスタントでいいなら、道具のことなんてそもそも考えないのです。
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多少荷物になっても、旅先での至福の時間は旅のグレードを上げる
今日歩いた道や場所の写真を見ながら、スケッチを書いたり、日本にいる友人に葉書を書いたりするときに、傍らに湯気の立った淹れたてのコーヒーがある風景を想像してみてください。
すごくリラックスできると思いませんか?
私の場合、夜飲んでもすんなり眠れる、という体質もありますが、旅先で「飲みたいときに飲めない」というあのフラストレーションは、なるべく感じたくないのです。
外で喫茶店に入ればいい、というのももちろんですが、人里離れた温泉地などの旅ではカフェなんてあるわけもなく、コーヒーがあったらどんなに素敵だろう、そう思うのです。
個人的に大絶賛の旅用コーヒードリッパー
結論から先に。
色々なドリッパーを使ってきて、今愛用中なのがKikkarlandのコラプシブルコーヒードリッパーです。
なんと折りたたみが可能。造形としてのデザインも素敵で、みつけたときは感動モノでした。
しかも、お値段が税込2,000円程度と、安い!
わたしは真鍮の方を買いましたが、ステンレス製のものもあります。
KIKKERLANDは、ニューヨークのインテリアメーカーで、若手デザイナーを起用したユーモアセンスに富んだ商品が多く、ニューヨーク現代美術館(MOMA)にも多くの商品が展示され、ミュージアムショップでの販売もしています。
使ってみた感想は、もう完璧。パーフェクト。
折りたたむギミックも楽しいですし、旅先で友人とコーヒーを飲む時に喜んでもらえます。
使い終わったらさっと洗って吊るしておけばすぐに乾きますし、見せる収納としても抜群の存在感を放ちます。
あまりにも気に入ったので、素材違いのステンレスを買いたい、と思っています。
そのステンレスの方は、同色の銀のコーヒーポットとお揃いで使うか、それともペーパーフィルターをセットして、油こしに使ってもいいな、と思っています。
ステンレスだったら、衛生的ですし、油の匂いが気になったら重曹を加えた熱湯で数分煮れば取れてしまうし、何役もこなしてくれそうです。
この商品は、楽天、Amazonで購入が可能です。
調べたところ、楽天では真鍮、ステンレス共に取り扱いがあり、Amazonではステンレスのみの取り扱いでした。
ただ、残念ながらわたしが購入したときは、ステンレスより真鍮の方が高かったのですが、今はステンレスの方がかなり値上がりしているようです。
この手の商品は、定番としてずっと作られるものではないので、欲しい人は早めに手に入れた方がいいかもしれません。
今まで使ってきたドリッパーたち
多少の荷物には目を瞑る。でもやはり、軽量にはこだわりたい。
そんな思いで、今まで色々なドリッパーを試してきました。
旅に使うドリッパーの条件はこんな感じ。
- 軽い
- かさばらない
- 壊れない
- デザインや素材にこだわりたい
- モノとしての値段に納得がいく価格設定
モノとして愛着や、使っていて気持ちの良いデザインや質感て大切です。
家で使うためのドリッパーなら、たくさんの種類が見つかりますが、私の条件に合致するドリッパーは、かなり選択肢が狭まります。
File1 カルディオリジナル ドリップコーヒーフィルター(カップ用)30p
カルディ・コーヒーファームでみつけた、使い捨てのペーパードリッパーです。30枚入って498円。
旅先で捨てられるし、楽!と思って買ってみました。
使い捨てがベスト!という人にはいいかもしれませんが、イマイチ私には合いませんでした。
その理由として、家で豆を挽いてパッキングしてから持っていくなら、そもそインスタントコーヒーと変わらないんじゃないか?と思ったこと。旅用のチタンマグの経が大きくて、うまくセットできないこと、挽きたての豆じゃないから香りが抜けてしまうこと(この点は、ひとつひとつ包装されているインスタントの方が軍配があります)、袋が小さくて、挽いた豆が入れづらいこと。
数枚使って、お倉入りになりました。
File2 モンベル O.D.コンパクトドリッパー
アウトドアメーカー、モンベルのコーヒードリッパーです。
モンベルは登山用アイテムを主に揃えた、日本のメーカーですが、高い品質や適正な価格設定が交換で好感の持てるショップです。
重さたったの4g。超軽量ならコレ
さすが山屋さんが作るだけあって、ウルトラライトに徹したつくりです。4gといったら、少なめのスティックシュガーが1本6gですから、それよりも軽い。
このフィルターは、マギー審司の耳みたいに、折りたたみが可能です。わかりづらいかな。
この黄色いドリッパーに、挽いた豆をそのまま投入し、ドリップするだけ。
薄いナイロン製なので、洗えばすぐに乾きます。まさに山に最適。山に行くときは、持っていくこともあります。
ただし、かなりアウトドア仕様
ただ…これをセットするには、箸をドリッパーの穴に通して、それをカップの上に載せる、という使い方です。山道具としては本当に考えられている作りです。
でも旅先で、いざ淹れようと思ったら「コーヒー飲みたいけど、箸がないよ!((((;゚Д゚))))」ということ、けっこうありそうです。
あと、野外ではワイルドでいいんですが、箸を通して部屋でドリップ…というのは、なんとなく気分が出ませんでした。
フィルター直でドリップするので、濃くて苦いコーヒーができあがる
ガツンとパンチの効いた苦く濃いコーヒーが抽出されます。
コーヒーもちょっと濁った感じ。わたしは深入りの豆をアメリカン気味に飲むのが好きなので、ちょっと好みと合いませんでした。
それと他の記事でも書いていますが、コーヒーをドリップするときは、ペーパーフィルターを通した方がからだにいいのです。
ということで、これは野外専用に決定。
File3 ユニフレーム コーヒーバネット
出典:ユニフレーム
折りたたみができるドリッパーとして、旅のお供にしている人も多いであろう、このドリッパー。
モンベルのコーヒードリッパーとは違い、これはペーパーフィルターを必要とします。
その形状からか適度にガスが抜けて、味はけっこう好み。
わたしが購入したときは2,000円前後でしたが、最近は1000円ちょっとで買えるようです。
Kikkarlandの折りたたみドリッパーを手に入れてからは、手放してしまいました。
気になっているドリッパー
Kikkarlandのドリッパーは、その形状からアウトドアでもカラビナでザックの外側に取り付けることもできるし、歪まないようにさえ注意すれば万能。
最近は自宅でも銅のポットとセットでドリップで愉しむようになり、「壊れたり無くしたら、かなり落ち込む」ほど愛用しています。
なので、多少扱いが悪くても気にならないドリッパーないかな、と探していて、今きになっているのがこちら。
木のおもちゃ飛鳥工房 木のコーヒードリッパー
出典:木のおもちゃ飛鳥工房
ウォールナットの木から削り出された、ひとり用のコーヒードリッパー。飛鳥工房さんは、天然素材の木のおもちゃ作りをされている、佐賀県のショップさんです。
佐賀県で伐採された木を使って商品作りをされています。
この木のドリッパーは、フィルターに1~2人用のペーパーフィルターをセットし、ドリップする、というもの。
円錐型の支えがなくて、ペーパーがクッタリしないのかな、と思うのですが、大丈夫なのだそうです。
ひとり用、ということですが、わたしの旅はたいてい二人、多くて三人。人数分のものを用意するより、何度か抽出すればいいし、旅が目的ならコンパクトで軽量、という方を優先したいのでOK。
ちなみに、先にも書きましたが、深入りのフレンチローストなどを粉引きにし、それをちょっとアメリカンにして軽く飲むのが好きで、いつもドリップするときにコーヒーメジャースプーン1杯分の豆で、カップ3杯分出す、というやり方で淹れています。
お店の人に豆はメジャースプーン何倍まで大丈夫ですか?と問い合わせたら、「いつも自宅で2杯の豆を使用しています」との返事をいただきました。
私の飲み方なら、ひとり用ではなく、3~4人分は抽出できます。
木なので軽い、壊れない、使い込んでも味が出る。ぜひ使ってみたいな、と思っています。
調べてみたところ、Amazonでは取り扱いがありませんでした。楽天では1件のみ、取り扱いがありました。
MUNIEQ TETLAドリップ
これも気になっているドリッパー。
「旅行やアウトドアでも自分のお気に入りのコーヒーを飲みたい」という願望を叶えるために開発されたドリッパー、ということで、まさにわたしの要望をそのまま聞いてくれたのね、という感じの商品。
ステンレス製で、組み立てるタイプのドリッパーです。
こちらはBigサイズの3.5カップ用。マグカップなら二人用、普通のコーヒーカップなら3人用。
これよりも小さいタイプの1~2人用もあります。
穴のあいた板を組み立てるだけの単純な作りなので、使わないときは崩して重ねて運ぶだけ。
重さはなんとたったの40g。モンベルと同じ重さです。
ただし、お値段3200円と、ちょっとお高いですね。板も薄いですし、耐久性はどうなんでしょうか。
でも薄くてかさばらないので、海外旅行で手帳に挟んで出かける、というのも粋な気がします。
まとめ
いかがでしたか?
わたしはかなり道具にこだわる方なので、マニアックな内容だったかもしれませんが…
旅先でのドリッパーを探してたの!という方にとって、ご参考になったら嬉しいです。