野地温泉 天狗の湯

温泉好きには堪らない!趣の異なる4つのお風呂を湯めぐりできる野地温泉の魅力

福島は東京から一番近い東北。福島にもたくさん素晴らしい温泉があります。

野地温泉はその中のひとつ。

自分限定ですが、温泉に求める3か条というものがあります。

① 風呂桶が木で出来ている
② 熱めのお湯、または熱めのお湯がある
③ 白濁で硫黄キツメのアルカリ泉

美味しい料理も愉しみですが、温泉が主なので、湯治場で自炊でもかまわない派です。大抵、ゆっくりお風呂に浸かって美味しい空気と景色の中でいただく地の料理はたいてい美味しいですし。

この野地温泉は、私の3か条にすべて当てはまる、大好きな温泉です。


とにかくお湯が素晴らしい

露天は3箇所、内風呂は2箇所、合計4箇所のお風呂を楽しめます。男女別は内風呂1箇所のみで、他3つは男女入れ替え制です。

露天風呂 鬼面の湯

野地温泉 鬼面の湯

野地温泉側はこのお風呂を一番押しているのか、パンフレットやホームページで紹介されている写真に、この鬼面の湯を載せていることが多いです。写真ではよく伝わらないかもしれませんが、けっこうな大きさの湯殿で、わたしは連泊したので何度も貸切状態で満喫することができました。

たまに熊が出るようで、注意書きもあってヒヤヒヤしましたが…

露天風呂 天狗の湯

野地温泉 天狗の湯

檜の香りが落ち着く、ちょっと変わったお風呂です。半分は内湯、上がらずにそのまま露天に移動できます。

わたしが宿泊したとき、想定外の初雪が降り始め、雪見風呂を愉しむことができました。お湯が温かいのでのぼせることもなく、とても気持ちが良かったです。

檜風呂 千寿の湯

野地温泉

どの湯殿もすばらしいけれど、野地温泉の中で一番好きなのがここ。ここは総檜で、壁も天井の杭もすべて檜。木の香りを嗅ぎながら、ヌルヌルザバザバな白濁のお湯を堪能できます。

風呂桶は3つあるのですが、一番奥が一番熱く、手前にいくにしたがって温くなります。この一番奥の熱いお湯は、ここに居合わせた他のお客さんは「絶対に無理!」と叫ぶ暑さなのですが、以前夏油温泉で50度近いかけ湯の気持ちよさにハマッてから、わたしは熱めのお湯が大好物に。

首までしっかり浸かり、周囲がシンと静まり返りました。あとで部屋で噂されそうです(笑)

一番奥にドアらしきものがありますが、露天に通じているわけではなく管理人向けなので、こちらは露天ではありません。

女性専用露天 羽衣の湯

男性専用露天、というのはありません。女性だけ。野地温泉の湯守は女性女将なので、女性目線でのサービスや配慮が行き届いています。

ここのお風呂は常に入浴している方がいたので写真を撮れませんでしたので、お借りしました。

野地温泉 羽衣の湯

出展:野地温泉

野地温泉の湯殿すべてに手すりがついているわけではありません。ですので足腰の悪い方は、手すりのついているお風呂を選ぶか、介助してもらって入る方がいいと思います。

岩につかまって入ることもできると思いますが、足の弱い父に聞いたら「ちょっと怖かった」ということです。

とくに温泉成分でヌルヌルしていて、お風呂の中もすべるので注意が必要です。

温泉療法的にはタブーだけれど、何度も入りたくなる

どの温泉にも脱衣所に貼ってある「温泉の入り方」には、初日は短めに3分程度、長くても10分、1日の入浴は3回まで、と書かれています。

人によって湯あたりしやすい、しづらい、というのがあるようで、わたしの知人はどんな温泉でも1回の入浴で湯あたりしてしまうそうです。その分、温泉効果が効いている証拠なのだと思いますが。

健康上あまりよろしくないのかもしれませんが、わたしは2泊3日の温泉旅では最低でも20回は入ります(最高42回)。

もちろん長湯はせず、ザブンと2~3分で上がってしまうのですが、野地温泉のように色んな趣の湯殿が館内にあると移動もしやすく、宿内で湯めぐりが楽しめるからです。

男女別の時間帯があるので入れるタイミングもありますし、できれば伸び伸びと誰も入っていないお風呂を独り占めして浸かりたいので、誰もいない!とわかったらササっと入ってしまいます。

湯守のいる宿にハズレなし

わたしは「地・温泉」に紹介されている宿か、「全国秘湯を守る会」に加盟している宿に好んで泊っています。

とくに地・温泉は湯守という、代々先祖から一子相伝で受け継いできた温泉を守る職業の人がいる宿、という特徴があります。伝統や歴史があり、お湯を大切に守ってきた宿主の誇りや自信が館内隅々から伝わってきますし、それぞれ個性的で素晴らしいです。

野地温泉女将

野地温泉の湯守・名物女将、相模恵美子さん。モリモリヘアーがインパクト大です。滞在中はお見かけできませんでした。

ところで、旅行サイトの「みんなが選ぶ温泉宿トップ10」などは、わたしには全く参考になりません。

なぜなら、選ぶ人の年代、カップルや友人、親子で行くのか、周りに居酒屋や食事処を求めるのか、華やかで賑やかな温泉街が好きなのか、鄙びた古い一軒宿が好きなのかで、まったく結果が変わるからです。

旅行サイトに掲載されるトップ10は、いわゆる有名どころの温泉が多く、どちらかというと温泉街が栄えているところが選ばれています。草津、有馬、野沢、など。

でも、人気の有名どころの温泉の傾向として、どこも人がいっぱいで騒々しく、肝心のお風呂もなんだかスパのようにつくり込められている気がします。友人数人と行くなら楽しいと思いますね。

美容にもおすすめのアルカリ泉

温泉には大きく分けて酸性泉とアルカリ泉があって、酸性泉はピリピリとしていて、アルカリ泉はツルツル、ヌルヌル、といった感触があります(単純な説明ですが)。

なぜアルカリ泉に入るとお肌がツルツルになるのか。

それは、肌の表面を溶かしているから!

溶かすといっても、その効果は穏やかなもので、肌表面の古い角層などが溶け、肌のターンオーバーが促進されるのではないかな、と思っています。アルカリ泉で顔をゆすいでも大丈夫なので、肌にシミそばかすがある場合、ちょっと効果が期待できるかもしれません。

酸性のお湯で顔をゆすぐとヒドイことになるので絶対にしないでくださいね!(←経験者)

野地温泉のアクセス

〒960-2157 福島市土湯温泉町字野地1
TEL 0242-64-3031 
FAX 0242-64-3034

まとめ

いかがでしたか?福島にはいい温泉がたくさんあります。なかでも野地温泉はいろんな湯殿が楽しめておすすめ。わたしの友人は、このちょっと奥の「新野地温泉」に宿泊したそうで、こちらも素晴らしいそうです。歩いて行けそうなので行けば良かった…

ぜひ参考にしてみてください。

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