圧力鍋、持っていますか? 持っていたとして、使いこなせていますか? 圧力鍋は短時間で食材を柔らかくしてくれるので、子育てや仕事で忙しい女性にはピッタリなのですが、使いこなせていない、という人もけっこういらっしゃいます。 今回は、シンプルで見た目も可愛い「ホーキンス」の圧力鍋をご紹介します。
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圧力鍋とは?その原理と効果
通常の鍋は、水は100度で沸騰しますよね。でも圧力鍋は、圧をかけることにより、120度で沸騰します。そのため高温での調理が可能となり、食材に早く熱を通し時短調理が可能となります。 煮崩れも少なく、下茹でなどの準備にもとても便利です。
硬いスジ肉やお肉は柔らかく、煮込み料理もあっという間にできあがる
圧力鍋が威力を発揮するのは、牛すじや豚バラの塊肉など、硬い肉を柔らかくしたり、イワシなどを丸ごと調理して骨まで柔らかくすることで、骨もまるごと食べられるようにするとき。 牛すじは普通に煮込むと一昼夜煮込んでもなかなか柔らかくならないですが、圧力鍋だと1時間程度でネットリ柔らかく美味しく炊き上がります。 イワシや小アジなども、骨ごと煮込むことで柔らかくなり、カルシウムの摂取にも効果があります。小骨が苦手なお子様やお年寄りも、安心して食べられるようになります。
圧力鍋での炊飯は、5分でできあがり
炊飯は、なんと5分で炊き上がります。蓋をして火をつけ、圧力がかかったら中火にして2分、火をとめて圧力が下がるまで3分~5分。ガス代はかなりの節約になりますね。 圧力で炊いたご飯は、ふっくらモチモチ。粘り気の強いご飯ができあがります。
圧力鍋を「使いこなす」には、いつも台所の手が伸びる場所にあることが大前提
一般的な圧力鍋は、3リットル程度の鍋でも大きくてゴツイのがほとんどです。 大きいから、いつもキッチンの奥にしまいこんでいたり、一度使うと洗うときにシンクで取り回しが大変だったりして、結局使用頻度が下がってしまったり。 使いこなしている人は「絶対にひとつあった方がいい!」と言いますが、使いこなせていないひとは「キッチンのスミで埃をかぶっている」典型になりそうな調理道具なんです。 使いこなすには、コンパクトでシンプルなのが絶対条件。複雑な形状で洗うのが大変だと、使い続けるのが億劫になってしまいます。 もし家に、家族分の大きな圧力鍋がすでにある、という人は、1.5リットルの小さなホーキンスを用意して、普段遣いに下調理などに利用すると、とても便利になると思います。
おすすめの圧力鍋「ホーキンス」
これが、私の理想の圧力鍋の条件でした。 わたしは買い物をするときに、まずはこの世に存在していようと、いなかろうと、まずは自分の要望や用途、デザイン、素材などを思い浮かべ、条件にぴったり合うものはないかな、という感じで調べます。なので理想の商品にたどり着くまでに時間がかかりますが、発見したときの喜びは相当なもの。ホーキンスの圧力鍋も、そんなひとつでした。
絶対に中国製は買いたくない
日本のメーカーでも、3,000円~10,000円程度のものまで、圧力鍋は、ほとんど中国製が多いから気を付けないといけません。 国民生活センターによると、中国製の圧力鍋で爆発事故が度々起こっているらしく、注意を呼びかけています。
<中国製品>圧力鍋でやけど、国民生活センターが注意呼びかけ―日本 出展:Livedoor News
注意!圧力鍋の蓋が飛んでやけど 出展:国民生活センター
火を使う調理中に爆発なんて、怖すぎます。製造国は絶対に調べてから買わないといけません。
同じ3リットルの容量の、新潟県燕市生産の圧力鍋と並べてみました
同じ容量なのに、とてもコンパクトなのがわかると思います。 無駄のない綺麗な造形で、素朴な感じがまたいい。(←ベタ惚れです)
レトロな佇まいがかわいい
これは好みがわかれるところですね。 わたしは、台所道具にかなりこだわりがあって、それぞれに自分にとっての「スタメン」を揃えています。 職人が手作業で作った道具が好きで、自然に日本の道具が少しずつ増えてきました。 有次の卸金、檜のおひつ、土鍋、鍛金された銅やアルミの鍋・・・などなど。 そうすると、「キッチン」というよりも「台所」という呼び名が相応しい、昭和時代から変わらないレトロなルックスの道具たちで囲まれることになります。 そんな中で、洗練されたカッコイイ近代メカチックな圧力鍋は似合わないのです。コンロに置いたときの台所の風景が、一気に台無しになるというか。 でも、シンプルモダンなインテリアで統一している方は、むしろヘンケルスやビタクラフトなどのお洒落圧力鍋の方がしっくりくるのかもしれません。
サイズはひとり用から大人数用まで、幅広いラインアップ
出典:Hawkins Cookers Limited 他のメーカーではない特徴のひとつが、「小さな圧力鍋」を揃えていること。 わたしは3リットルの標準サイズをチョイスしましたが、1.5リットルは高さが半分になり、少ない分量の下茹でや一人分のシチューを作るのに使い勝手が良さそうです。 まさにインドでは日常使いで使いこなしているからこそのサイズ感です。 実際に料理をしていると、「じゃがいもを2つだけ丸ごと火を通したいんだけどな」「バラ肉の塊一本だけだから、大きな圧力鍋を出すの、面倒だな」と感じることが多々あるんです。 大きな圧力鍋は、大量に料理を作るときは便利なんですが、小さなキッチンだと置き場所も困るし、使い終わった後に流しに置いても場所を占領するし、洗うのも大きくて一苦労なんです。 小さな圧力鍋は取り回しがとても便利で、普段の食事を作るときに時短として使うなら、小さめのものがひとつあるととても便利ですし、普通の鍋では作れなかった料理にも挑戦したり、レパートリーがぐっと増えるのです。
生産国はインド
インドの圧力鍋なんて大丈夫?と思うのは大きな勘違い。インドでは家庭料理で毎日使われる必需品。大阪市民は一家に一台たこ焼き器がある、というのと同じで、インドの家庭にもこの圧力鍋が必ずあります。しかも2個、3個とあるのが一般的だとか。 インド人のお弁当箱。カレーやおかずをコレに詰めて出勤するらしい。 インドはカレーなどの煮込み料理が有名ですよね。毎日のようにカレーを作るのに、あっという間に具材を柔らかくする圧力鍋は、インド人にとって必需品なんですね。 毎日使い倒す道具が危ないものだと、大問題になってしまいます。 シンプルで事故が起きない設計で、安心して使えます。
Hawkins社は1959年創業
Hawkins Cookers Limitedは、1959年にインドで創業した「圧力鍋専門製造会社」です。 圧力鍋専門ですよ!これまでに720万個もの圧力鍋の販売実績がある、圧力鍋一筋に約60年も作ってきた老舗です。 蓋を内側から閉めて圧力をかける形状で、一般的な圧力鍋とは異なり危険性がないことが大きな特徴。特許を取得しているのでしょうか。インド国内の圧力鍋でしか、このスタイルの圧力鍋はみかけません。 インド人のプログラマーと仕事をしている友人の話では、インドから長期出張で来るインド人は、「マイ圧力鍋」を持参するらしいです。それくらい身近なものなんですね。 日本ではまったくメジャーではありませんが、アメリカやヨーロッパだとファンがたくさんいるようです。
ホーキンス圧力鍋の使い方
Youtubeで私が買うときに参考にした動画です。
玄米、じゃがいも、大根、なんでもOK
動画と同じ、3リットルのホーキンス圧力鍋を購入しました。3リットルというのは、他メーカーでも取り扱いがけっこうある容量ですが、見た目のサイズ感が全く違います。 圧力鍋の構造からして、蓋を上からかぶせるタイプではないので、ゴツクないせいかコンパクト。 ホーキンスのこのサイズは、とても汎用性が高くて、野菜の蒸し・茹で、シチューを余裕を持って作ることができます。
今まで有名ブランドの高級圧力鍋も使ったことがあるけれど、圧力のかかり方は一番すごい
今まで使ってきた圧力鍋とは、まったく構造が違います。パッキンもものすごく細くて、「これで本当に圧力かかるの?」という感じ。 でも、圧力がかかると「シャー!」と圧が抜ける音がし始め、一旦火を止めてもしばらく圧がかかったままの状態が続きます。
超シンプル設計なので壊れる心配なし
最近の高性能な圧力鍋は、圧の調整が細かくできたり、タイマーがついていたりと便利なようですが、同時に壊れる原因にもなっているようです。 友人はフィスラーの高価な圧力鍋を購入して愛用していましたが、3年経っただけで壊れてしまったそうです。パッキンなどの消耗品を変えてもダメだったようで、修理すると購入するほどの値段になるとのことで、新しく買い換えた、ということです。 圧力鍋は使い始めるとすぐにコツをつかめます。タイマーは便利そうですが必要なオプションではありません。感覚を掴んだ方がよっぽど確実です。
一生モノの圧力鍋。使い込んで道具としての味を出したい
わたしは、気に入ったものを長く大切に使いたい、そう思うタイプ。アンティークも大好きです。 道具が使い込まれてつく細かい傷も、最初の輝きが徐々に失われてくすんでいく様も、モノとしてきちん使い込んでいる証のようで、好きです。 この圧力鍋も、パッキンを取り替えながら長くつかって、道具として使い込んでいきたいと思っています。
購入できる店
日本でも取り扱いをしている会社はごくわずかです。商社というか、インドのHawkinsと取引している会社が取り扱っているだけで、インド料理食材店などに行っても置いてあるところはほとんどないと思います。 でもこれらの会社が、Amazonや楽天に出店していて、この2社を通して購入できるようになっています。 下記リンクから、Hawkinsの鍋一覧ページに飛びますので、自分が欲しいサイズが見つかると思います。(1.5リットル~10リットルの大型まであるみたいです)
まとめ
いかがでしたか? 圧力鍋が欲しいけれど、なんかゴツくて使いづらそう、爆発しそうで怖い・・・などなど、購入に躊躇している人も多いと思いますが、あっというまに硬い食材も柔らかくなり、夕飯の支度を手早く終わらせるのに重宝します。 今回はわたしが愛用しているインドのホーキンス社の圧力鍋をご紹介しました。 ネットでもほとんど情報がない商品ですが、知らないのはもったいない!この圧力鍋を使い出したら、他の高価な圧力鍋なんて魅力が薄れてしまうほど。 小さな圧力鍋を探している人にはとくにオススメです。